これは、様々な地表探査データに基づきます。

最も適切な掘削法、および掘削に伴う問題を克服する方法についてアドバイスを提供します。ケーシングプログラム、掘削流体、セメンティング、測定等に関する仕様など、想定しうる、あらゆる掘削条件を提供します。

抗井敷地の地質技師は、カッティングスの肉眼および顕微鏡観察を行い、変質鉱物を同定します。また、抗井地質、貫入岩、地熱変質、貯留層と地質構造の関係を図化します。リグからの掘削情報のプロットと共に、岩相および変質帯柱状図を作成します。これらのデータの最初の解析および解釈は、地層温度および地質構造に関する予備的評価のために現場で実施されます。現地調査の報告は毎日おこないます。

私たちは地球物理学的検層器と、それらを配備するためのトラックやツールを所有しています。これらの検層結果は、透水性構造や抗井の一般状況に関する情報を与えるだけでなく、層序、変質、および貯留層の生成履歴の解明にも使用されます。これらのツールでは、掘削泥水による抗井の一時的な冷却を利用して、抗井のケーシング端部から、新たに掘削された裸抗部を計測します。また、掘削にかかわる問題を解決するために補足的な測定を実施します。傾斜掘削を操作し、後に抗跡を確認するために実施されるジャイロスコープ測量は、特別なクラスの測定です。

掘削の最後に、抗井の開口部の浸透性を評価するために、短期間の注水試験を実施することが推奨されます。私たちは、この注水試験の設計に関するコンサルティング、また必要に応じて透水性向上のための刺激プログラムを実施する方法に関するアドバイスも行います。刺激プログラムとは熱クラッキング、水圧破壊及び地層の酸性化などが含まれます。